ずっと変わらずビックマック派です
こんにちは店長です。
昨日のランチは久しぶりにマックでした
その時の僕と女子スタッフの会話
僕 「昔と比べてマックは安くなったなぁ」
女子 「え？今ハンバーガーは１００円だけど昔６０円くらいの時ありましたよね？」
女子 「だとしたら店長の若い時なんて ２０円くらいだったんじゃ？ ププッ」
僕 「高校の時マックでバイトしてたけど 確かもっと高かったぞ」 ←バカにされてるとも知らずムキになる
女子 「へぇ～ そうなんすねー」 ← もうすでに どうでもいい
て事で調べてみました ← もうええちゅうねん
なっつかしー・・・
こんな下敷き持ってたなぁ・・
１９８５年
３４年前・・・
僕が高１くらいかな
バイトしだした頃です
ほらほら
ハンバーガー ￥２３０
たかっ
確か給料日の時だけ奮発してビッグマック食べてた記憶
凄く高級品なイメージだったからこそ
いまだにビックマックに対するリスペクトなのかも
そしてバブル崩壊 デフレまっしぐら
ハンバーガーが最安で５９円まで下がるんです
やっぱね その頃の値段くらいで商売しないと
みんなの給料も上がらないしさ
日本は外食が安すぎるからね
当時のマックの値段調べてたら
こんな興味深い推移データがありました
なるほどねぇ
大手ファストフード店の値段の推移を見ると ほんと分かりやすい
９０年から一気に株価が暴落して崩壊していくわけですが
立て直していくとともに デフレに拍車がかかっていく過程が読み取れますね
最近 同世代のお客様と 昔話に花を咲かせることが多いです
自身がそんな年齢になったことを しみじみ感じます
ウチの女性スタッフ達は ２０年くらい年下なので
時々こんな 世代間ギャップがあって面白い
そりゃ 話し噛み合わんわな・・・
はい
昨日はジャケットでしたので
今日はスーツね
昨日お話ししたように ちょいドレス回帰してきています
またネクタイしたい気分だな
とか
ぱりっとシャツ着てジャケット着たいな
とか
そうそう
最近さ 俳優の菅田将暉さんがさ
凄くびしっとスーツ姿でＴＶ出てるのをよく見かけます
昨年までみたいな ゆるっとセットアップにＴシャツではなく
ちゃんとネクタイしてさ
カッコイイんだよね
こんなん見て若い子が引っ張られるんだろうな
ファッションリーダー的な人が どんどん かっこよく着こなして欲しいね
で
当店のスーツ
「LARDINI」はもちろん人気なんですが
近年急激に注目度が高まり 売れてきているブランドがあります
それが
「De Petrillo」 デ ペトリロ
もうね
これは着ないと分かりません
試着されたお客様は 皆さん総じて満足していただけてます
着心地がいいんだよね
では現在入荷しているモデルを
つら～っと紹介しますね
De Petrillo ( デ ペトリロ ) / LINEA NAPOLI / NAPOLI /
ウール フラノ チョークストライプ柄 ワンプリーツ スーツ
【ネイビー】
スーツね
今季も少しだけ型紙 イジってるみたいです
継続中のモデルでも 少しずつ進化していくんです
ここを２ミリ 削って
ここを３ミリ 上げて
ここのカーブを ほんの少し ゆるやかに
なんて作業を スーツ屋はずっとやってるんです
時代に合わせ、顧客の要望に答え、
でもブランドのポリシーは守りつつ
僕も 昔ほんの少しですがパターンをイジってました
カジュアルものとは違い スーツやジャケットのパターンは
ほんと細かい ミリ単位の作業をします
そして その意図を理解してる縫い手が またミリ単位の変更をしながら
縫っていきます。
途中のアイロンワークもそう
まさに職人の世界
日本ではもう失われつつある世界です
スーツのパターンをちゃんと引ける人ももうほとんど居ないです
イタリアも同じだけどね
それを理解して それなりの値段で購入する人が居てこそ
守られる世界なのでね
今回 人によっては感じる襟抜け感を更に解消して
かま底を数ミリ上げて腕周りの動きやすさをup
着心地を上げてます
見た目の変更はありませんのし
着心地も言われなきゃ気付かないレベル
でも そういった前向きに良くして行こうという意識が大切だよね。
はい
着る人にとっては
気持ちイイか その逆か
それだけですので
評価は皆様がくだすことでしょう
とてもバランスよく仕上がっています
決して細くしすぎず
かといって ゆるさも感じない
絶妙な美しさ
ハーフキャンバスで どなた様でも美しく 男らしい胸周りを表現してくれます
肩の収まり 剣先は体に沿い返しに向けてキレイなロールが美しく首に吸い付いて上がっていく襟
襟回りと胸回りの見え方がすべてだと思います
芯を極力無くして 軽く柔らかで伸びて
が主流になっていますが
体型によって さまざまな箇所に入る 変なシワ
華奢な人は胸まわりも ペタンとして
襟もぺたんと して首にも沿わない
でも
びよんと伸びて柔らかいから気にならないし
安いし
そんな ゆるい感じから
またびしっとしたい人が少しづつ回帰し出してます
組下のパンツは
ワンプリーツです
もうスーツのワンプリーツに関しては 何の抵抗もないと思います
スーツはね さすがにピタピタは いただけません
このサジ加減
難しいかと思いますが
人気のブランドで自身のサイズを着たら
そのシルエットが 今の流れです
一昔前のような ピタピタ
スーツに関しては だめです
フラノ生地に乗せたチョークストライプ
僕の好物です
昔から変わらず好き
派手だと言われるお客様もみえますが・・・
好きなので入れちゃいました
てか
いつも スキあらば入れてます。
といった感じで
ここからは 雰囲気だけ見て下さい
型紙も仕様も同じスーツです
違うのは生地だけなのでね
De Petrillo ( デ ペトリロ ) / LINEA NAPOLI / NAPOLI /
marzotto社 ウール モヘヤ シャドゥストライプ ワンプリーツ スーツ
【ネイビー】
使い易いネイビー無地
と思いきや
ちょいと 差別化ね
分かるかなぁ・・・
太目のストライプ織りになってるの
もうね
ちょっと離れたら全然分からないくらいの
シャドゥ織りなので
もはや無地
それでも 光の当たり具合とかで
「ん？あ、柄織りなんだ！」
「さすが こだわってますねぇ」
となるヤツです
柄物やカラーものは苦手なので
つい無地へ
しかもネイビーばっかり
そんなかたには こんなのがイイのでは？
「いつも同じだとは言わせないぜぃ」
です
しかも イタリアは「Marzzoto」マルゾット社の
ウールとモヘヤの混紡生地
ちょい艶感もあり ドライタッチな表面感がシャープでクール
ネイビー無地系だからこそ ちょいとヒネリを入れてコダワリましょうよ。
続いて
De Petrillo ( デ ペトリロ ) / LINEA NAPOLI / POSILLIPO /
ウール セミフラノ ワンプリーツ スーツ
【ブラウン】
今季のスーツで
僕のイチオシ
もう ただただ この色と風合い
それだけです
存在感あるし 被らない
とはいえ ちゃんと着られるカラー
上質感ただよう ウールフラノ素材
柔らかで ほんのり光沢感もあって とっても上品
実際はもう少し 赤みの無いブラウンです
なかなか 画像で色合わせも限界があってね
難しい
気になるかたは是非お店に来て試着して！
めちゃカッコイイからさっ
最後は柄モン
De Petrillo ( デ ペトリロ ) / LINEA NAPOLI / NAPOLI /
ウール チェック柄 ワンプリーツ スーツ
【グレー】
スーツやジャケット、てさ
全体的な傾向？として
みんながスーツ、ジャケットを着なくなって
昔ほどは売れなくなってると思います
そんな状況の中でも
売れる年、売れない年
てあります
売れてる中でも 売れないものもあるし
売れない中でも 唯一売れた、なんてのもあります
柄物
長いこと イマイチだと思います
でも バリエーションとして必要だし
自分が好きだから入れてます
近年 スーツ回帰を感じますが売れるスーツは無地ばっかです
おしゃれな人がスーツを着なくなる
↓
だんだん みんなも着なくなる
↓
企業が着なくていいと言い出す
↓
大半の人が着なくなる
↓
おしゃれな人がスーツを着だす ←イマココ
（最初は無地ね）
↓
だんだんまたスーツに注目が集まる
↓
皆が着だす（無地ね）
↓
おしゃれな人は 柄物をこなす
間もなくでしょうか
柄物注目
このところストライプは動く感じなので
間もなくチェック柄でしょう
どうでしょう？
とはいえ
まだまだ
バチコーンとした 派手柄は無理でしょうから
こんなシックなところから
どうすか？
複雑に多色な糸が織り重なり 奥行きある上品シックなチェック柄
渋くて イイなぁ・・
と
取り急ぎ
現在入荷中の 「De Petrillo」のスーツたち
ナポリ仕立ての着心地を是非感じてみて下さい
ではまた明日ね
ciao
ciao
